BRORA 14y 1982 (Cadenhead) | |||||||
地●区:ハイランド・北 蒸留所:ブロラ |
60.6%vol. | ||||||
微 |
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中 |
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強 |
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モルト香 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
熟成香 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
ピート香 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
油質感 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
辛 さ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
甘 味 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
塩 味 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
ボディ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
レモンのような酸味を帯びた熟成香がある。そしてスモーキーだ。舌触りは極めてオイリーであり、黒砂糖のような甘味を引き立てている。ボディの厚みはやや‘フル’には満たないが、トロっとした濃厚な質感は病みつきになりそうだ。
1967年まではクラインリーシュを名乗っていたこのブロラ蒸留所も、新クラインリーシュ蒸留所が操業をはじめた後もしばらくは操業を続けていたが、現在は休業中だ。名実ともに新蒸留が後を引き継いだ形である。ブロラには、新クラインリーシュにはない人間臭さがある。古き良き時代のスピリットを継承する、数少ない蒸留所のひとつであるブロラ蒸留所の復活を、願わずにはいられない。 |