CAPERDONICH 1968 (G&M C.C.) | |||||||
地●区:ハイランド・スペイサイド 蒸留所:キャパドニック |
40%vol. | ||||||
微 |
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中 |
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強 |
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モルト香 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
熟成香 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
ピート香 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
油質感 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
辛 さ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
甘 味 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
塩 味 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
ボディ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
この蒸留所は海沿いに建っている訳ではないのだが、ピート香に潮気が感じられる。また熟成香が大変フルーティで香り高い。完璧と言ってもいいくらいだ。味も、香りと連動するように濃厚である。甘味には黒砂糖のような雑味感があり、塩味も強い。ただアクの強さ由、毎日飲むと飽きる。よくできたモルトだけに残念だ。
キャパドニック蒸留所は、グレン・グラント蒸留所の弟分として知られている。両蒸留所は同仕様の設備を持ち、また同じ原料、仕込み用水を使いながら、明らかに風味の異なったモルトを産み出している。この事実は、人知の及ばない、『熟成』と言ったものの神秘性を伝えている具体的な例だろう。 |