COLEBURN 1983 14y (Signatory)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:コルバーン
43%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
アロマの核になっているのは、シリアルなモルト香だ。そのモルト香には、ニュー・ポット(ニュー・スピリッツ)に特有の青臭さが残ってしまっており、14年間寝かせてあるモルトとしてはちょっと意外な気がする。レモンを連想させる、軽い熟成香も感じ取れる。味は甘味が強く、喉越しには粉末のココアのような粉っぽい甘苦さが残る。やや風味が単調な点では魅力を欠いているが、ボディはふくよかに仕上がっている。
コルバーン蒸留所は、1985年に閉鎖されている。ライセンスを持っていたのはJ&G.スチュワート社(UDV系列)だが、今日もなお自社の販売するブレンデッド・スコッチのアッシャーズのメイン・モルトとして使用している。
総合評価 B


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