CONVALMORE 15y 1981 (SMWS)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:コンヴァルモア
64%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
白ワインのように色が薄く、アロマは非常にデリケートだ。だが加水した途端、様々な香りが現われてくる。マッシュルーム、カカオ、オレンジ、ミント等だ。口に含むと、まるでリースリング種の白ワイン(ドイツやフランスのアルザス地方のものが有名)のようなフルーティな風味が広がる。ボディはやや軽いのだが、おいしいと思わせる一本だ。
コンヴァルモアに代表される、風味のデリケートなモルトは、やはり樽出し物に限る。チル・フィルター(冷却ろ過)にかけてしまうと、微妙なコクが取り除かれてしまい、何とも魅力のないモルトに変貌してしまう。同タイプのモルトとしては、グレン・ヴォア、グレンロッキー、グレン・スペイ等が挙げられる。
総合評価 A


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