DUFFTOWN GLENLIVET 8y | |||||||
地●区:ハイランド・スペイサイド 蒸留所:ダフタウン |
43%vol. | ||||||
微 |
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中 |
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強 |
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モルト香 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
熟成香 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
ピート香 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
油質感 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
辛 さ | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
甘 味 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
塩 味 | ● | ○ | ○ | ○ | ○ | ||
ボディ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
アロマは内にこもっているような感じで、比較的穏やかだ。熟成香よりは、シリアルなモルト香の方が前面に出ている。ツンと来るアルコール臭が、少し気になる。甘味が強く、加水しても甘味だけはきれいに伸びる。しかし後に発売された10年物と比べると、甘味以外の部分がやや淡白であり、ボディが薄く感じる。舌触りもスパイシーだ。総合点では10年物の方に軍配が上がる。
ダフタウン蒸留所は、1985年にアーサー・ベル&サンズ社から、ユナイテッド・ディスティラーズ(現UDV)社に所有権が移った。ここで紹介した8年物及び10年物は、共に前オーナーの時代にボトリングされたものである。現在では「花と動物(フローラ&ファウナ)」シリーズの15年物が出されており、ブランド名からは“グレンリヴェット”がはずされてしまっている。かつては一世を風靡した『なにがしグレンリヴェット』の名称も、現代では手垢が付いてしまっている印象が拭えない。 |