GLENBURGIE 1968 (G&M C.C.)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:グレンバーギ
40%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
アロマは穏やかだ。モルト香は甘く立っているが、熟成香は沈降してしまっている。甘い香りの中にはバニラのような香りも含まれている。口当たりは、拍子抜けするほどに軽く、ボディもスカスカである。このボトルは熟成年数が表示されていないが、ヴィンテージから考えて20年は越えていそうだ。残念ながら熟成過多であると判断せざるを得ない。コノサーズ・チョイス(鑑定家が選んだもの)の名には、ふさわしくない仕上がりとなってしまっている。
最近ではG&M社の8年物がオリジナル・ラベルで出回っているが、グレンバーギのような優しいモルトは、これくらい若いほうが手応えがある。
総合評価 D


Copyright © 1998- Muneyuki Yoshimura. All rights reserved.