GLEN ELGIN 1976-1996 (Blackadder)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:グレン・エルギン
46.3%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
蜂蜜のような甘い香りがアロマの核にあり、ほどよいピート香や酸味のある熟成香、ドライな香り等がアロマに厚みを加えている。味は香りの延長線上にあり、甘酸っぱさが基調になっているが、比較的薄味に仕上がっている。舌触りはスパイシーだが、ボディは残念ながら枯れかけている。喉越しはドライで、余韻にまで後を引く。
ブラッカダー社が詰めたこのグレン・エルギンは、樽出し物である。アルコール度数は46.3度だ。ちょっと信じられない低さだが、クォリティに問題はなさそうだ。オフィシャル・ボトルと比べると、雑味感が強くスモーキーである。やや熟成過多の症状が表われている点が惜しまれる。
総合評価 B


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