GLEN KEITH 1965 (G&M C.C.)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:グレン・キース
40%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
香りはかなり沈降している。フルーティな香りがかすかにあり、シェリーっぽい香りも含まれている。比較的塩味が強く感じるが、甘味とのバランスは悪くない。ボディはそこそこあるが、全体としてはやはり淡白な印象が残る。しかし余韻が比較的長く暖かい点は、キャラクターの弱さから考えると意外な感じだ。
スカイ島のタリスカー等も同様だが、この蒸留所も操業からしばらくは、3回蒸留を行なっていた。2回蒸留に切り替えられたのが1970年だとされているから、このヴィンテージは3回蒸留されたモルトだと言うことになる。ローランド産意外のモルトで、3回蒸留されたものは大変珍しい(アイリッシュ・モルトは別)。コノサーズ・チョイス・シリーズの60年代のヴィンテージは、まだ見つけることができる。飲むなら今の内だ。
総合評価 C


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