IMPERIAL 1970 (G&M C.C.)
区:ハイランド・スペイサイド
蒸留所:インペリアル
40%vol.





 
モルト香  
熟成香  
ピート香  
油質感  
辛 さ  
甘 味  
塩 味  
ボディ  
 
スペイサイド産にしては、華やかさ、甘さを携えた香りに乏しく、シリアルかつスモーキー、そして非常にドライな香りを放つモルトだ。味も香りから連想されるものと合致し、かなりドライである。甘味もほとんど感じられないが、甘くないからと言っても、まずい訳ではない。やや余韻が短い点は残念だが、大きな欠点は見当たらない。
この蒸留所は創業以来、創業と休業と繰り返す、波乱万丈な道を歩んできた。ユナイテッド・ディスティラーズ(現UDV)社がオーナーであった時期には、1985年に操業を停止して以来、再開の見込みが立っていなかった。4年後の1989年、それを買収したのがアライド・ディスティラーズ社である。同社の英断により休眠中の蒸留所が復活を遂げたことは、シングル・モルト・ファンにとっては嬉しい限りだ。
総合評価 B


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