GEORGE & J.G.SMITH'S GLENLIVET 1961 (G&M) | |||||||
地●区:ハイランド・スペイサイド 蒸留所:ザ・グレンリヴェット |
40%vol. | ||||||
微 |
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中 |
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強 |
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モルト香 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
熟成香 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
ピート香 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
油質感 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
辛 さ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
甘 味 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
塩 味 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
ボディ | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
非常に香り高いシェリー香を放っているが、残念ながらメルカプタン臭が強い。熟成香はフルーティだ。口当たりはソフトだが、それと連動するかのようにボディも枯れてしまっている。味も香り同様フルーティだが、やや酸味が強く飲みづらい。喉越しでは酸味が渋味に変わり、余韻にもドライな風味が残る。
ゴードン&マクファイルのこのシリーズは、同社のグレン・グラントと同様、多種類のボトルが出されている。ヴィンテージで10種類ほど、ノン・ヴィンテージでは12年、15年、21年の3種類がある。また15年物には、度数違いで3種類(40度、46度、57度)が用意されている。
このシリーズの最大のセールス・ポイントは、何と言ってもシェリー香に尽きる。しかしややベタな感じがあり、今ひとつ垢抜けない印象がぬぐえない。品格と言った点では、オフィシャル・ボトルに一歩譲るようだ。 |