TALISKER 18y 1978 (SMWS) | |||||||
地●区:ハイランド・アイランズ (スカイ島) 蒸留所:タリスカー |
64.1%vol. | ||||||
微 |
< |
中 |
> |
強 |
|||
モルト香 | ○ | ● | ○ | ○ | ○ | ||
熟成香 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
ピート香 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
油質感 | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
辛 さ | ○ | ○ | ● | ○ | ○ | ||
甘 味 | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
塩 味 | ○ | ○ | ○ | ● | ○ | ||
ボディ | ○ | ○ | ○ | ○ | ● | ||
強烈なピート香、ヨード分たっぷりの海藻の香り、そしてオレンジ(ネーヴル?)の香り等、食指を動かす香りのオン・パレードだ。味の方も濃厚で、力強さがみなぎっている。グルタミン酸のような、『旨み』を知覚することもできる。まさに究極のシングル・モルトであり、最大の賛辞を送りたい。
タリスカーのモルトに限ったことではないが、熟成期間は20年以内が望ましい。むやみに長期熟成をしても、良いことは何ひとつないのだ。このタリスカーのように、芸術的と言えるほどに完成されたモルトでさえ、ボトリングの機を逸してしまえば、平凡なウイスキーに仕上がってしまうこともあり得る。熟成過多のモルトに出合うたびに寂しさを覚えてしまうのは、きっと私だけではないと思うのだが・・・。 |